コロナもかなり落ち着いてきましたね。
街中にも車も多くなってきました。
お客様もまた遊びに来てくれるようになってきました。油断は禁物ですが、少しずつ日常が戻ってきているように感じます。
さて、当社メカ山野号兼TMワークスデモカーBNR34は、
グローバルオートさんのG-STYLEカーボンリップを取り付けました。
さすが、作りがしっかりしていて、チリもばっちり。フロント周りがしまりました!
さらに下回りは、Kansaiサービスさんのカーボンプロペラシャフトを装着。
1本物のカーボンプロペラシャフトです。
強度よし、超軽量。
純正新品のプロペラシャフトはもう部品供給されていないので、こういったアフターパーツは貴重ですね。
以前セッティングしたばかりの山野メカのBNR34ですが、実は今回ヘッドがナプレックのビックバルブ、燃焼室はフルサークル加工をし、ヘッドをOH。慣らしも終わったのでリセッティングしました。
タービンはHKS GTⅢ-5R、エンジンはHKS 2.8Lキット仕様です。
5500回転からレブまで一気にグッとくる加速感。
耐久性も考えて、ブーストは1.6と控えめながら、馬力は841PS、トルクは94キロ。
ドラシャやミッションの耐久性も考えて、この辺でストップ。
駆動系の強化をすれば、まだまだイケマスネ。。
浜原が上まできっちり燃料、点火、バルタイを合わせました。
あとは山野本人が勉強を兼ねてV-Proを触りながら勉強です。
石川県小松市NKT様BNR32は、
またもや水漏れで入庫。
ウォーターポンプの水漏れ、ラジエターのパンクと続いてましたが、今回はサージ下の水ホースからの水漏れでした。
今回、綺麗に直すということで、水ラインをすべて一新しました!
サージ外したついでに、ハイキャスも撤去。
パワステポンプも分解し、ハイキャス側のベーンもしっかり撤去しました。
リア側はトップシークレット製のハイキャスキャンセラーを装着。
最後にリアトーを合わせて完了です。
石川県加賀市K様NSXは車検でした。
特に問題もなく終了しました。
石川県加賀市H様BCNR33は、トップシークレット製サイドブレーキブーツ、シフトブーツに交換、色は青ステッチ。
足マットもトップシークレット製。かっこいいですね。
石川県白山市N様R35GTR MY14 NISMOはオイル交換でした。
次回、ブーストアップ予定ですので、その内容確認、パーツ選択の相談もしました。
加賀の建設王NB様R35GTR MY08 GT900タービン仕様は、
以前セントラルサーキットで砂利に突っ込み、リップに傷が入ったので、AKワークスにて補修、塗装。
さらにデイライトの下の黒い部分を加工し、アルミの網に変更しました。
これでオイルクーラー、DCTクーラーへの風当たりが強くなり、冷却効果アップですね。
石川県能美市K様S660 JW5は、
去年の春、HKSのタービンキットを取り付けたんですが、夏場に油温が110℃を余裕で越えてくるとのことで、今回オイルクーラーを取り付けました。
コストパフォーマンス、性能の両面からトラスト製をチョイスしました。
これで今年の夏は大丈夫でしょう!!
石川県小松市O様JZS171クラウンは、
クスコの2WAYのデフの取り付けでした。
Type RS 2Wayです。
バッキバッキに効くようになりましたね。
ドリフトのインプレが楽しみです!
石川県白山市ATK様180SXは、かなり前にオーバーホールが終わってましたが、数か所不具合があり、それを修正してのセッティングの準備でした。
エキマニの補修や、バルカンパイプの作り直し等をしました。
タービンはGCGの3576。エンジンは2.2L。
550PSほど出るはずですのでセッティングが楽しみです。
ECUはロムチューンからニスチューンへ変更。
とりあえずエンジンだけはかかりました。
鶴原もNISTUNE勉強中です。
さて、当社販売車両のER34改RB26載せ替え公認仕様のRB26はエンジンオーバーホールが終わり、車にエンジンがのり、火も入りました。
近日中に中古車情報にアップしますので、ぜひチェックしてください!
当社メカ鶴原号兼TMワークスデモカーのBRZ ZC6は作業が進んでおります。
エンジンの仕様はHKS2.1Lローコンプ仕様。
馬力的には400~450PSを狙うため、ミッション強度に不安があったため、ミッションはZ34ミッションを流用することにしました。
海外製のシーケンシャルミッションなど選択肢はいくつかありましたが、コスト面でお客さんにフィードバックできるような現実的な物を、また同時に強度面も追求し、Z34用をチョイスしました。Z34純正ミッションは700PSくらいまでなら耐久性があるようですね。
フルブラストさんの86/BRZ Z34ミッション流用キットです。
クラッチはATS製で、フライホイールとクラッチカバーが86/BRZ用、中身のクラッチディスクとセンターハブはZ33/Z34用という組み合わせ。
メタルのツインプレートです。
Z34の新品ミッションに86/BRZのカマがきれいに溶接してあります。寸法もきっちりとってあります。
ピボットの土台も溶接してあり、ピボット、フォーク、レリーズベアリング、レリーズスリーブ等はそのまま86/BRZ用が使えるように加工してあります。
Z34のインプットシャフトの先端も86/BRZ用のパイロッドベアリングに合わせて先端が削ってあります。
このフルブラストさんの流用キット、すごい完成度です。
通常、普通のFR車は、エンジンを載せてからミッションを載せるのが普通ですが、
今回のZ34ミッションは大きく、86/BRZのフロアトンネルは狭いことから、フロントメンバー、エンジン、ミッションは車から降ろした状態でドッキングしました。
載りました。写真では分かりずらいですが、フロアの端とミッションの隙間、ギリギリです。
フルブラストさんオリジナルのミッションブラケットにS15シルビア用のニスモ強化ミッションマウントを組み合わせて搭載します。
今回、タービンはHKSのGTⅢ-RSタービンキットですが、ウエストゲート仕様に改造するため、エキマニを加工、溶接し、ウエストゲートを取り付けました。
アクチュエーターは撤去、スウィングバルブは溶接にて殺しました。
ウエストゲートはサイズは小さくても抜群の性能を誇るターボスマート製です。
冷却のため、ウエストゲートにも水ラインを入れました。
ウエストゲートをエンジンルームに取り付けたせいで、ラジエターとのクリアランスがなくなたっため、ラジエターとコンデンサーは前出し加工しました。
7センチほど前に出たため、キットのパイピングでは長さが足りず、TIG溶接にて延長加工しました。
HKSのキットにはブローオフは含まれていませんが、今回、ローコンプエンジンということもあり高ブーストをかける予定ですので、HKSのレーシングタイプのブローオフを取り付けました。パイピングに穴をあけ、アルミTIG溶接にて取り付けました。
かなり形になってきました。
あとはオイルクーラーの取り回しですね。
86/BRZへのZ34用ミッション流用は今回の作業でノウハウも分かったので、興味ある方はぜひお問い合わせください!
また今週もガンバリマス。